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ザクセンの美しい古都ドレスデン ~ゲーテ街道の旅~

ザクセンの美しい古都ドレスデン ~ゲーテ街道の旅~

欧州でもっとも美しい都の1つドレスデンは、“エルベ河畔のフローレンス”と呼ばれます。水辺に映るきらびやかな宮殿や劇場の景観に旅人は癒やされ、この街を7回も訪れたゲーテも自身の著書でドレスデンのすばらしさを伝えました。
ドレスデンは郊外にも見どころが多く、ハイキングやおいしいものも存分に楽しめる街です。

情報提供元:ドレスデン観光局

PR 2023/06/01

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. ドレスデンってどんなところ?

©Frank Exß

ドイツ東部の美しい都ドレスデンは、360年前にザクセン選帝侯の宮廷都市となり発展しました。
現代の私たちの目を楽しませてくれる華麗なバロック建築や美術館、数々の宝石コレクションはアウグスト強王の時代に築かれたもので、欧州で最初の磁器作りに成功しマイセン陶磁器が生まれたのもこの時代です。
ゼンパーオーパー、シュターツカペレ、ワーグナーなど輝かしい音楽の歴史と伝統があるドレスデンは、「いつか訪れてみたい憧れの町」として知られます。

2. ドレスデンの伝統・文化

旧市街とフラウエン教会

©Tomy Heyduck

ドレスデン旧市街に美しい姿でたたずむ「フラウエン教会」とにぎやかな「ノイマルクト広場」。フラウエン教会は1736年の建設当初は劇場のような豪華な建物で、最初のオルガンコンサートは音楽家バッハが演奏しました。
そんな華やかなエピソードを持つノイマルクト広場は、1945年の爆撃でがれきの山となり、ほんの30年前まで無残な姿のままでした。東西ドイツ統一を機に、1994年から10年以上をかけ市民の力でフラウエン教会が再建された後、街中の歴史的な建築物が次々と再建され、かつての美しい景観と活気を取り戻したのです。 フラウエン教会の情報をもっと見る (英語サイト)
ドレスデンのホテルを探すドレスデン観光局 (英語サイト)

3. ドレスデンの見どころ

ゼンパーオーパー

©Frank Exß

「ゼンパーオーパー」は1876年に建てられ、戦後1985年に再建されたドレスデンを代表する歌劇場でヨーロッパの音楽史に数々の跡を残しています。
ゼンパーオーパーを本拠地とするドレスデン国立歌劇場管弦楽団シュターツカペレは、1439年に創立された世界最古のオーケストラの1つです。
昼はガイドツアーで歌劇場を見学し、夜は公演を楽しむのがおすすめ! ぜひゼンパーオーパーで最高の音楽体験を♪ ゼンパーオーパーの情報をもっと見る (英語サイト)

ドレスデン美術館

©Sebastian Weingart

ドレスデン美術館は、ドイツのミュージアムの中でTOP3に数えられる美術館群です。
ザクセン選帝侯や歴代王のコレクションにはじまり、ゲーテも感激した『システィーナのマドンナ』、オランダやイタリア絵画の数々を所有する「アルテ・マイスター絵画館」、マイセン磁器や日本や中国の陶磁器を展示するツヴィンガー宮殿内の「陶磁器博物館」、宮殿の向かいに建つ「レジデンツ王宮」内の緑の丸天井では驚くほど多数の宝石が展示され、さらには「アルベルティヌム美術館」の絵画など、ドレスデン美術館には各分野において質の高い展示が揃っています。 ドレスデン美術館の情報をもっと見る

ツヴィンガー宮殿

©Melanie May

アウグスト強王が当初考えていたオランジェリー建設計画は、1719年の息子の結婚を機にバロック様式の華麗な「ツヴィンガー宮殿」を建設するにいたりました。
「ツヴィンガー・エクスペリエンス(Zwinger Xperience)」はツヴィンガーの歴史と当時の結婚式のお祝いをバーチャルで体験できる新しい展示です。
ところで、有田市のテーマパーク「有田ポーセリンパーク」にツヴィンガー宮殿そっくりの建物があるのをご存じですか。マイセン陶磁器の誕生には日本の有田焼が大きな影響を与えたこともあり、パーク内に宮殿が建てられました。現在、有田市とマイセン市は姉妹都市として結ばれています。 ツヴィンガー宮殿の情報をもっと見るツヴィンガー・エクスペリエンスの情報をもっと見る

ノイシュタット新市街

©NeustadtErik Gross

エルベ川を挟んで北側の市街地を「ノイシュタット新市街」と呼びます。
新市街ではありますが建物は1900年ごろのまま変わらず、レストランやカフェ、ショップやアートギャラリーなどが並ぶ若い人たちが集まるにぎやかなエリアです。
ギネス登録される老舗ミルク屋「プフンズ モルケライ」や、カラフルなアート村「クンストホーフパッサージュ」はノイシュタット新市街にあります。

ピル二ッツ宮殿

©Christoph Münch

アウグスト強王が建てた離宮の1つピルニッツ宮殿は、自身の趣味や興味をふんだんに盛り込んだ城で300年前はまるでテーマパークのようでした。
磁器収集に熱心だった王は、日本や中国の花瓶に描かれていた東洋建築物の絵柄をピルニッツ宮殿の構成モデルにしました。
宮殿はエルベ河畔にあり、美しい公園や眺めのよいブドウの山に囲まれています。
ドレスデン市内から外輪蒸気船でピルニッツ宮殿に向かうと、河畔にたたずむ美しい宮殿の姿を見ることができます。 ピルニッツ宮殿の情報をもっと見る (英語サイト)外輪蒸気船の情報をもっと見る (英語サイト)

水城モーリッツブルク

©Martin Förster

水面に映る「モーリッツブルク宮殿」の情景はまるで夢の世界です。宮殿と水辺の美しいコントラストは500年前に造られた景観で、現在の姿になったのは300年前のことです。
最近では映画のロケ地としてもよく使われます。豪華なモーリッツブルク宮殿内部を見学し、周辺を馬車で散策しながら2kmほど先にある小宮殿を周るコースは忘れがたい体験になるはずです。 モーリッツブルクの情報をもっと見る (英語サイト)

アルブレヒツブルク城、大聖堂、磁器工房 ~ マイセン ~

©Christoph Münch

ルネッサンス様式の城とゴシック様式の大聖堂からなる「アルブレヒツブルク城(アルブレヒト城)」と迷路のような細い小路が眼下に広がる中世の街並み。ドレスデン郊外にある町・マイセンの景観は中世当時のままで、どこか古都・プラハをほうふつとさせます。
1710年にヨーロッパで最初の磁器工房ができたのがこのマイセンです。「マイセン磁器工房」の体験館を訪れると、“白い黄金”と呼ばれた磁器について詳しく知ることができ、購入も可能です。姉妹都市である有田市との関係もうなずけます。 ドレスデンのホテルを探すドレスデン観光局 (英語サイト)

4. ドレスデンのグルメ

城内のワイナリー ~ヴァッカーバルト城~

©Martin Förster

ザクセン郷土料理のオススメは、前菜ポテトスープとメインのザウアーブラーテン(酢漬け肉ロースト)の赤キャベツと団子添え、デザートのクワルクコイルヒェン(ポテト生地の小さなパンケーキ)です。
そして食事のおともには、ザクセン・ワインがおすすめ! ピルナからドレスデンを抜けマイセンの西へと延びるザクセン・ワイン街道沿いには有名なワイナリーが複数あり、その1つヴァッカーバルト城は特に上質なワインで評判です。栽培面積が小さいザクセン・ワインはほぼ地元で消費されるため、ここでしか味わえません。ぜひ一度ザクセン・ワインをご賞味ください。 ヴァッカーバルト城の情報をもっと見る (ドイツ語サイト)
ドレスデンのホテルを探すドレスデン観光局 (英語サイト)

5. ドレスデンのイベント

クリスマスマーケットとシュトレン祭り

©Schutzverband Dresdner Stollen eV Michael Schmidt

“シュトリーツェルマルクト”と呼ばれるドレスデンのクリスマスマーケットは、1434年から続くドイツ最古のクリスマスマーケットです。
名前の由来となる「シュトレン」はドレスデン名物のドイツのクリスマスケーキで、第二待降節にあたる12月最初の土曜日は、巨大なシュトレンが山車に乗せられ街中を練り歩く伝統パレードが注目を集めます。
クリスマスシーズンは市内数か所にマーケットが並び、教会や劇場ではクリスマスコンサートが開かれ、ドレスデンの街は音楽に満ちあふれます。クリスマスの情報をもっと見る (英語サイト)
ドレスデンのホテルを探すドレスデン観光局 (英語サイト)

6. ドレスデン観光局のご紹介

©Michael R. Hennig

インフォーメーションは、ドレスデン中央駅構内とフラウエン教会があるノイマルクト広場に面したQFショッピングセンター内にあります。
ドレスデン市内・郊外の観光情報、予約、ガイドツアー、お土産、イベントチケットの販売などさまざまなプランをご案内します。
市内観光に便利なドレスデン・ウェルカムカードはおすすめです。滞在プランに合わせて数種類からお選びいただけます。

ドレスデン観光局

Dresden Information GmbH
Prager Strasse 2b
01067 Dresden
Tel(国際電話):+49 351 501 501
Email:info@dresden.travel
公式サイト:dresden.de/tourismus

※ドイツ語または英語での対応です

ドレスデン観光のお問い合わせはこちら (英語サイト)ドレスデンのホテルを探す

情報提供元:ドレスデン観光局

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