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欧州文化都市ワイマール ~ゲーテ街道の旅~

欧州文化都市ワイマール ~ゲーテ街道の旅~

ワイマールの町を歩くと、ゲーテやシラー、バッハやリスト、クラナッハ、バウハウスのグロピウス、カンディンスキーなど世界の名だたる偉人に出会えます。古典主義とバウハウス、2つの世界遺産を冠に輝かせ、緑の庭園や宮殿、石畳の小路など欧州文化の中心地らしいワイマールは、ゆったりとした旅におすすめの場所です。

情報提供元:ワイマール観光局

PR 2025/05/29

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. ワイマールってどんなところ?

©GNTB/Francesco Carovillano

ドイツ中部のテューリンゲン州に位置するワイマールは、輝かしい歴史と多数の偉人を輩出した町。“古典主義”、“バウハウス”、“音楽”の3つが、ワイマールが持つ基盤です。
詩人ゲーテとシラーの家、大公妃アンナ・アマーリア図書館、バウハウス博物館など、この小さな町ワイマールにはかつての栄華と世界遺産、欧州の歴史がぎっしりと詰まっています。
370年続くワイマール最大のお祭り「タマネギ市」は絶対に訪れるべき!
老舗レストラン「白鳥亭」(ツム ヴァイセン シュヴァン)は、1993年に時の天皇皇后両陛下が訪問されたことでも知られます。 アンナ・アマーリア図書館の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)バウハウス博物館の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)

2. ワイマールの伝統・文化

ゲーテとワイマール古典主義

ゲーテが50年間住んだ家は、町の中心フラウエンプラン広場にあります。ゲーテ自ら案を出して改装されたバロック様式の家は、ワイマール古典主義の重要な建物の1つ。ゲーテが晩年を過ごした部屋はそのままの状態で保存されており、2026年末まで見学することができます。ワイマール古典主義の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)
ワイマールのホテルを探すワイマール観光局 (ドイツ語・英語サイト)

3. ワイマールの見どころ

国民劇場、ゲーテとシラーの像

©Maik Schuck/weimar GmbH

「国民劇場」とその前に立つゲーテとシラーの像は、ワイマールのシンボルとも言える景観です。ゲーテが創立した宮廷劇場は1919年ごろから国民劇場と呼ばれるようになり、現在はオペラ、演劇、コンサートなど年間600の公演を行うテューリンゲン州でもっとも有名な劇場です。 ゲーテ・シラー像の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)

ゲーテの家とゲーテ国立博物館

©Jens Hauspurg/weimar GmbH

ゲーテ国立博物館は、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生涯と業績を展示・研究する博物館です。ゲーテハウスの家具やコレクションはゲーテがここで暮らしていた当時のまま保存されており、隣接する展示館では、文学者としてだけではなく数多くの分野で活躍したゲーテのことを知ることができます。 ゲーテ国立博物館の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)

マルクト広場

©Henry Sowinski,weimar GmbH

ワイマールの「マルクト広場」は1,300年前から町の重要な公共広場です。
世界文化遺産のルネッサンス式建築物や、マイセン磁器製35個の鐘がグロッケンシュピールを奏でる「市庁舎」、「クラナッハの家」、「ホテル・エレファント」など見どころが集まるワイマールで必見のスポットです。

シラーの家

© Gudio Werner/weimar GmbH

シラーの家では、深い友情で結ばれたゲーテとシラーの関係や、2人が築いた文学史といえるワイマール古典主義について詳しく見学できます。シラーはここで晩年の3年間を過ごしました。 シラーの家の情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)

ワイマールのバッハ

©Thomas-Müller,-weimar-GmbH

J.S.バッハがその生涯の半ば近くをテューリンゲン州の町々で過ごしたことは知っていますか。その中でもバッハが最も長く音楽家として活躍した町がワイマールなのです。
20曲以上の重要なカンタータ、数多くの偉大なオルガン作品がこの地で作曲されました。特に世界中で最も親しまれている名作の一つ「平均律クラヴィーア曲集第一巻」のワイマール伝説は近年注目を浴びています。
現在の「マルクト16番地」にその当時バッハの家があり、CPEバッハら彼の著名な息子たちもここで誕生しています。
ところで、皆さんはワイマールでバッハが牢獄に入れられたことをご存知ですか。なぜ?どれぐらいの期間、、、!?その答えは牢獄(Bastille Weimar)のバッハ体験会場で知ることができます。
毎年春に開催されるバッハ音楽祭「テューリンゲン・バッハ週間」などでは、ルーカス・クラナッハ親子が制作した祭壇画で有名な市教会などワイマールの至るところで、世界トップレベルの音楽家たちによるバッハ演奏がお楽しみいただけます。 「テューリンゲン・バッハ週間」の情報をもっと見る

ベルヴェデーレ宮殿 ~バロック様式の夏の離宮~

©Thüringer Tourismus GmbH/Gregor Lengler

大公エルンスト・アウグストが建てた20ほどある狩りの館と離宮のなかで、もっとも貴重で優雅な趣を感じるのが「ベルヴェデーレ宮殿」です。
ザクセン・ワイマール・アイセナッハ家の夏の離宮で、市街地から南側の少し離れた広い公園内にあり、オランジェリー(温室)や迷路を施した植え込みなど楽しみながら見学できる施設です。1923年以降、大公家が所蔵していた18世紀の美術工芸品が一般公開されるようになりました。東洋や欧州の陶磁器が多く展示され見応えがあります。

バウハウスとワイマールのモダニズム

©weimar GmbH/Thomas Müller

ワイマールと日本のつながりをご存じですか。
ベルギーの建築家兼デザイナーのアンリ・ヴァン・デ・ヴェルデはワイマールのモダニズムを代表する人物の一人で、日本の芸術と工芸を熱心に研究し、自身の作品にも影響を与えました。1919年にヴァルター・グロピウスらによってワイマールで始まった“バウハウス運動”は、技術と芸術、機能とデザインの統合を目指すもので、その後の近代建築とデザインに大きな影響を及ぼしました。仲田定之助や水谷武彦ら数名の日本人芸術家がワイマールで学び、帰国後、日本でバウハウスを広めたのです。バウハウスの情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)
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4. ワイマールのグルメ

テューリンゲン名物焼きソーセージ

©Thomas Mueller/weimar GmbH

テューリンゲン焼きソーセージはテューリンゲン地方の郷土料理です。
どれくらいの大きさか、ソーセージには何が入っているのか、なぜテューリンゲン焼きソーセージというのか? 正しい焼き方は?
ワイマールを訪れたらすべて解決します! ぜひワイマールで本物のテューリンゲン焼きソーセージをお試しください!テューリンゲン焼きソーセージの情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)
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5. ワイマールのイベント

タマネギ市

©Maik Schuck/weimar GmbH

タマネギの収穫時期である10月の3日間に開催されるテューリンゲン州最大かつ最古の「タマネギ市」は、370年の歴史を持つお祭りです。
町の中心に並ぶ600の屋台のうち100ほどの店で、赤白の小ぶりのタマネギと花が編みこまれたタマネギ飾りが売られています。健康のシンボルであるタマネギ飾りを求めて、ドイツ全土からたくさんの人が集まります。
そしてタマネギ市で絶対に味わうべきは、ツヴィーベルクーヘン(タマネギケーキ)と、フェダーヴァイサー(発酵途中の濁りワイン)。秋の味覚をたっぷり堪能できますよ!タマネギ市祭りの情報をもっと見る (ドイツ語・英語サイト)
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6. ワイマール観光局のご紹介

©weimar GmbH web/U.Kuehne

お問合せ、お役立ち情報などのご相談は、マルクト4番地のインフォメーション案内所へ。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
【営業】月曜~金曜 tourist-info@weimar.de

※ドイツ語または英語での対応です


ワイマール・カード

市内バスや博物館が無料になる48時間有効のお得なカードです。市内ガイドツアーではオーディオガイドのレンタルも無料です。そのほか各種割引あり。

ワイマール観光局

Tourist Information Weimar
Markt 4
99423 Weimar
Tel(国際電話):+49 3643 745-0
Email:tourist-info@weimar.de
公式サイト:https://www.weimar.de/

※ドイツ語または英語での対応です

ワイマール観光のお問い合わせはこちら (ドイツ語・英語サイト)ワイマールのホテルを探す

情報提供元:ワイマール観光局

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