且つて全国一の酒造りの町　～　伊丹酒蔵通り

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旅行時期：2025/01（約12ヶ月前）

伊丹クチコミ：5件

伊丹市街の中心地である三軒寺前広場から続く通り「伊丹酒蔵通り」として整備された通りはＪＲ伊丹駅から阪急伊丹駅へと続く通りとして通学や通勤に買い物客まで幅広く市民に親しまれる通りです。

古くは平安時代に貴族や社寺の荘園として、また、山陽道と有馬街道として人や物が行き交う交易の場としても発展したところでもあり、元々この地を治めていた伊丹氏から戦国時代の武将・荒木村重へと変わり有岡城へと名を変えると同時に城や町の整備にも力を入れ、その頃に本格的な酒造りと成る濾過式の画期的な製法により江戸時代には下り酒として名が知られるようになり、日本一の酒造りの町へと発展しました。

現在では老松酒造と小西酒造（酒名・白雪）のみに成りましたが、その酒蔵や旧酒造会社などの家屋や資料などを展示する旧岡田家なども取り入れた清酒発祥の地として町興しをしています。
その一環として伊丹酒蔵通りや毎年２月に開催される白雪蔵まつりなどのイベントも含めて盛り上げています。

僅か数百メートルの通りに２つの酒造会社と３連の酒蔵が残るだけですが往時を偲んで歩いて見れば酒造りの町として全国一の名を馳せた伊丹の歴史を知ることが出来ますよ。