昔ながらの共同浴場で湯を愉しむ ~ かみのやま温泉◎
- 3.5
- 旅行時期:2024/05(約2年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
かみのやま温泉 クチコミ:14件
且つては奥羽三楽郷とまで謳われた山形「かみのやま温泉」のその歴史は古く室町時代は長禄2年開湯と言われ、旅の僧侶が温泉で傷を癒している鶴を発見したとされる。
江戸時代には上山藩・上山城が置かれ城下町としても形成され繁栄し、羽州街道の宿場町としても温泉と並び賑わいを見せた経緯もあるようです。
明治以降は湯野浜温泉や福島県・東山温泉と共に発展しその盛況ぶりは花街まであったとされ、一部の遺構がその名残を今に伝えています。
温泉街は湯町、新湯、十日町、河崎、高松、葉山、金瓶の7地区から構成され、統合的にかみのやま温泉または、かみのやま温泉郷と呼ばれています。
現在も各共同浴場や足湯が在り、無料や安い入湯料で源泉掛け流しの湯が愉しめます。
一般的に観光客が利用する宿は新湯や葉山に多く在るようです。
泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性温泉)で無色・無臭で肌触りもさらっとした感じですが冷ましても43℃前後と高温です。共同浴場は掛け流しの為に熱いので注意が必要です?。
湯上りはいつまでもポカポカと体が温まり湯冷めをしない湯としても人気が高いです。
今回は二日町共同浴場と下大湯共同浴場を利用しましたが共に地域密着型なので地元のルールに従って入浴を愉しませて頂きました。
お目当ての新丁温泉共同浴場・鶴の湯は残念ながら2月末で閉鎖に成ってしまいました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- JRかみのやま温泉駅から徒歩圏内です
- 泉質:
- 4.0
- 源泉の弱アルカリ性温泉が掛け流しで愉しめます
- 雰囲気:
- 3.0
- 昔ながらの温泉街とひなびた情緒が残ってます
- バリアフリー:
- 2.5
- 緩やかな坂道、段差などは普通に在ります~
クチコミ投稿日:2024/10/05
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