かつては広大なお寺で、近くの蓮華王院三十三間堂もその一部でした。長谷川町子、赤穂義士ゆかりのお寺です。
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- 旅行時期:2024/02(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:29件
創建は988年で、藤原為光が開基です。985年に亡くなった妻、相次いで亡くなった娘の藤原忯子の菩提を弔うためでした。藤原忯子は花山天皇の女御でした。その後後白河上皇が法住寺を中心として、この土地に法住寺殿を造り、御院所としています。
本尊は身代わり不動尊で、赤穂義士の大石内蔵助も住んでいた山科から花街までの途中にあるこのお寺に、参拝し、討ち入りの成功を祈念していたそうです。こちらには、赤穂義士47士の木像が安置されています。義士会法要も行われています。
かつては蓮華王院三十三間堂もその敷地の中にあったほど、広大な敷地を持つお寺だったようですが、その後は、木曽義仲の焼き討ちにあい焼失し、法住寺と隣接している後白河上皇法成寺陵を守るお寺として存続することになったそうです。
またサザエさんの作者の長谷川町子の菩提寺でもあります。
平家物語ゆかりの地の旅の際に、この土地を非常に気に入り、亡くなったあと、法住寺に分骨されています。
親鸞聖人の自作の座像があり、伝説のそば喰いの木像と言われ、安置されています。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2024/02/17
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