大阪冬の陣のきっかけとなった国家安康の鐘があります。周囲の巨大な太閤石垣が大仏殿のあった頃を偲ぶ遺構です。
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- 旅行時期:2024/02(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:29件
1586年から10年もの年月をかけて創建。豊臣秀吉の発願によるものです。当時は高さ19mを超える大仏があり、当時より大仏殿として人々に親しまれていました。
1595年には巨大な大仏殿が完成しますが、翌年には地震により大仏は大破しまいます。当時は東大寺の大仏を超える大きさだったそうです。
その後、豊臣秀頼・淀殿によって再建されましたが、大仏開眼供養を待たずに豊臣秀吉は亡くなります。1612年に金銅製の大仏が完成します。
その際に刻まれた銘の「国家安康」「君臣豊楽」の文字が家康を切り離したと徳川家康の怒りを買い、大阪冬の陣のきっかけともなったことで有名です。
とても巨大な鐘です。「国家安康」「君臣豊楽」の文字は白く塗られ、わかりやすくなっていました。
また方広寺の周囲には大きな石垣が残っています。大仏殿は焼失し、今はもうありませんが、この石垣が太閤石垣とよばれて、当時の大仏殿のあった方広寺の賑わいが偲ばれます。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/02/17
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