昔の栄華 今は夢のあとです ~ 伊予長浜駅
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- 旅行時期:2023/10(約2年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
大洲 クチコミ:4件
予讃本線の海線に在る「伊予長浜駅」は旧長浜町のメイン駅で、県内で一番長い肱川の河口に早くから開けた日本三大木材集積地の積出港として伊予灘から全国へ出荷され廻船業が栄えて当時の大洲藩の財政に大きく貢献をしました。
そのような経緯からして明治から昭和60年代まではとても賑やかな町でしたが、基幹産業の材木集積地としての役目を終えると急速に町は衰退し、それらに伴い人口減少も止まらず平成17年に周辺の肱川町・河辺村と共に合併し大洲市と成りました。
駅は市街地からは少し離れた長浜港と山沿いの麓に在り、大正7年に開業した愛媛鉄道を前身とする長浜/大洲間にて開通します。
昭和8年に旧国鉄に属し伊予長浜駅と改称され高松から大洲までが開通に成りました。
且つては宇和島まで走る急行列車の多くが停車していましたが、その後新線(内子経由)が開通してからは優等列車が停車することも無くなりました。
駅舎は昭和10年築の木造平屋建てが現在も一部改築されながら使用さててます。
無人駅なので何も無く殺風景な中にベンチだけが在るイメージで、外にトイレと自販機のみです。
ホームは駅舎に接して単式ホーム1面1線は少し階段を上ります、その奥に島式ホーム1面2線であわせて2面3線であり構内踏切で結ばれています。
当時の優等列車が停車していた為にホームの長さだけがその名残のようです。
時刻表を見れば一日上下ともに9本のみで、昼間は次の列車迄3時間以上も空くことがあるので注意して下さい(私は勘違いしてやってしまいました)。
- 施設の満足度
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2.0
- 施設の快適度:
- 2.0
- 駅舎内は殺風景でベンチのみでトイレ・自販機のみ
- バリアフリー:
- 2.0
- ホームへは階段・段差があります。
クチコミ投稿日:2024/01/01
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