足利尊氏が開基の臨済宗のお寺です。
- 4.5
- 旅行時期:2023/10(約1年前)
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by hijunoさん(非公開)
神戸 クチコミ:71件
1344年に足利尊氏が開いたとされる臨済宗のお寺です。京都の合戦で敗れた足利尊氏が新田義貞の兵士に追われ、福海寺の前身の崎観音堂に身を隠し、命拾いをしたそうで、その後、感謝をこめて、在庵圓有禅師を京都の正伝寺より招いて、福海寺を開いたといわれています。
境内の大黒尊天が外からも見えましたが、全身が真っ黒の憤怒の様子が少し怖く感じました。柳原大黒天として、柳原十日えびすの祭りの際にもお寺はにぎわうそうです。
柳原惣門の跡のすぐ近くにあり、お寺も防御の役割を果たしていたようです。
境内にも見どころがいくつかあり、とくに、平清盛が愛した時雨の松の石碑がありました。松は、第二次世界大戦や阪神・淡路大震災で、すっかり消滅してしまいましたが、石碑だけが残っています。
本堂の前に手作りのパンフレットがあり、参考にさせていただきました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2023/10/10
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