中世の銀の積出港も現在は隔絶した小集落
- 3.5
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
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by 万歩計さん(男性)
温泉津 クチコミ:9件
沖泊は石見銀山柵から西に直線距離で8.8km。毛利家が銀山を支配していた時代に、銀の積み出しと銀山への物資補給が行われた港で、銀を運んだ山越えの街道共々世界遺産の構成要素になっている。船着き場前の小さな広場には航海安全を祈願した恵比寿神社と、舟に必要な水を汲んだと思われる古井戸が残っている。リアス式海岸のため港は静かで、船を係留する綱を通すために海岸の岩に穴を開けた「鼻ぐり岩」が今も残っている。
温泉津湾の海岸沿いの道路からトンネルを越えた隔絶した場所にあり、現在は10軒足らずの民家が残っている。入り江に山が迫っているため周囲に田畑がなく、住民は漁業で生計を立てていると思われる。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/08/18
いいね!:2票
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