泊外人墓地

ペリー提督上陸の地記念碑も立つ　～　泊外人墓地

3.0
旅行時期：2023/04（約1年前）

那覇クチコミ：63件

泊ふ頭旅客ターミナル・とまりんの北岸旅客待合所の直ぐ前に在る「泊外人墓地」はあれ？…と思えるほど意外な所に外人墓地があるんだ…、それも低い白い石垣だけの囲いで墓地内が丸見えなんです。

外人墓地と言えば港が観える山の手に在るのが一般的だと思っていたので意外でした…、確かに直ぐ目の前には港はありますが、より近くにはコンビニが有りますからね？。

コンビニで珈琲を買って、ブロック塀に腰掛けて墓地を眺めながら暫し時間を過ごしました～。
周囲を緑の木々で囲まれた墓地内はとても綺麗に手入れされた芝の中にゆったりと幾つもの十字架が立ち古い墓地の様でした。
調べて判ったのですが右手奥には古い墓地、中国・米国・日本と６か国で２２名が埋葬されてるそうで、一番古い墓地は１７１８年（江戸時代・享保３年は徳川吉宗の時代）に埋葬された中国人だそうです。

そして、もう一つ興味深いのは「ペリー提督上陸の地」記念碑が建ってることです～、１８５３年６月６日に那覇港から上陸し琉球王国・首里城を訪問してます。
ということは日本・浦賀に来る前に先に琉球王府に拝謁をしていたんですね。
その後、日本とは日米和親条約を締結し、その帰りにも琉球王国に寄港し琉米修好条約を結んだことがよく判る歴史的な興味深い記念碑です。
ペリー提督は単なる軍人だけではなく政治や外務・交渉にも優れた方のようです。