狭い境内に建つ地藏堂です
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- 旅行時期:2023/04(約3年前)
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by ぷーちゃんさん(男性)
黒川温泉・杖立温泉 クチコミ:10件
黒川温泉のいご坂と下川端通りが交わるところに地藏堂が建っています。藤色の幟が目印です。畳敷きの地蔵堂内に地蔵が数体安置されていて、厨子に地蔵の首が祀られています。石垣に説明板がありました。豊後の国の貧しい男性が地蔵に商売用の塩を供え、病気の父親に食べさせるために甘瓜を盗み、地主に首を切られました。そこに身代わりとなった地蔵の首だけが落ちていて、後日細川藩の修行者がこの首を肥後に持ち帰ろうとして黒川で休んだ時、地蔵がここに安置するよう告げたそうです。村人たちが地蔵の首を大切に守り続けると、温泉が湧き出て黒川温泉の始まりとなったと説明板に記されています。以来毎年5月に地蔵祀りが行われています。首なし地蔵の名前から恐ろしい第一印象でしたが、昔話のような由来を読みほのぼのとしました。狭い境内にイチョウの大木があり幹やそばの手すりなどにたくさんのおみくじが結んでありました。国内外の観光客が次々と訪れていました。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2023/05/10
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