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旧函館区公会堂

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じっくり取り組むと「函館の街」のことが深く理解できる施設

  • 4.5
  • 旅行時期:2023/04(約3年前)
g60_kibiyamaさん

by g60_kibiyamaさん(男性)

函館 クチコミ:461件

基坂の上に建つ、函館を代表する洋風建築で外観はコロニアル様式っぽく、内部はルネッサンス様式の趣も備えています。名のある設計者の手によるものではなく、西洋建築を学んだ地元の職人が総力を結集して、1910年(明治43年)に完成させています。表面上は1907年(明治40年)の大火で町会所が焼失したための再建ですが、これだけ立派なのは高額な建設費の86%を出資した、地元の富豪・相馬哲平の意向も反映していることは疑いがありません。その結果、当時の皇太子(のちの大正天皇)の宿泊所として使用され、さらにのちの昭和天皇も摂政宮時代にここで休憩しています。つまりは良い意味での函館の「見栄の象徴」です。ただしその後「市」としてはそうした事実を前面に出したくない、という葛藤もうかがえて興味深いです。その証拠に以前は「重要文化財 旧函館区公会堂」という名称の前に「函館市」と冠していました(笑)。
ちなみに函館に市制が施行されたのが1922年(大正11年)なので、1899年からの23年間は北海道「函館区」でした。

施設の満足度

4.5

アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
3.5
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2023/05/03

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