幸坂を上りきった突き当たり
- 3.5
- 旅行時期:2023/04(約3年前)
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by g60_kibiyamaさん(男性)
函館 クチコミ:461件
社伝によるなら、室町時代初期の応安年間(14世紀後半)に始まるとされるのですが、この時代は東北地方から和人が徐々に道南に現れた時代で、中央政権の力が蝦夷地に及んでいない時代です。いわゆる「箱館」に移ったのが17世紀になってからとも伝わり、現在地に確認されるのは明治以降のようです。1859年(安政6年)の箱館開港で港町の人口は爆発的に増えており、それに伴い寺社の数も増えています。幸坂を上りきった場所に社殿があり、箱館戦争の際、旧幕府脱走軍に加わった、桑名藩主松平定敬の御座所に使われたと説明がありました。松平定敬…幕末の一時期は「一会桑」として幕府の中心勢力であったこの藩主の名は箱館における新政府軍との戦いにおいてまったくと言っていいほど耳にしません。御座所は当然ごくごく一時的なものだったと思われます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/05/02
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