希少な望楼に実際に上がることができる:高岡市伏木北前船資料館
- 4.5
- 旅行時期:2022/09(約3年前)
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by RiEさん(女性)
高岡 クチコミ:9件
伏木で海運を生業とした旧家:秋元家の住宅を利用した施設で、秋元家はもともと船頭や水主などを相手にした宿泊施設を営んでいましたが後に船を持つ廻船問屋となり、かつて北前船で繁栄した伏木海船問屋の数少ない遺構として評価されています。
主屋の建具などは、秋元家の財力を感じさせる贅を尽くしたこだわりが詰まっていますし、担当者の説明も非常に興味深くて貴重な話を伺うことができました。
庭を挟んだ向かいにある土蔵上部には、伏木の港に到着する北前船を見張るための望楼が設けられていて、現在も実際に上がれますが身を屈めても頭を打ちそうになるくらい狭い場所や、階段は完全に一方通行になってしまうので、混雑する時期だと難しいかもしれません。
ちなみに望楼には2006年に小泉元首相も訪れており、望楼から顔を覗かせている写真が飾ってありました。
望楼は3方向に障子窓が造られていて、西廻り・東廻りのどちらのルートでも見やすい位置にあり、懇意する廻船問屋が伏木港に入港するのをいち早く発見するための場所でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2023/04/24
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