歴史ある3路線乗り入れ駅 ~ 名寄駅
- 2.5
- 旅行時期:2022/12(約3年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
名寄 クチコミ:1件
宗谷本線の中継地である名寄盆地に位置する「名寄駅」は明治36年に開業した歴史ある駅です。
往時は天塩線の終着駅でしたが大正8年に名寄線(その後の名寄本線)が開業しその後大正11年に稚内まで開通。
昭和12年には名雨線(そも後の深名線)も開業し各線の乗換駅として広大な敷地を持つ構内や機関区に運転所として名実共に鉄道の町として発展して来た経緯を持ちます。
その唯一の名残りが昭和2年に改築された2代目駅舎は大屋根にマンサードの小屋根をデザインした風格ある駅として名駅舎100選にも選出されてますが95年間ずっと風雪猛暑暴雨に耐えながら利用客を見守って来たわけですね~。
現在は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の2面3線に減少してしまった地上駅ですが、往時を偲ぶ跨線橋だけが昭和65年までの3路線乗り入れ駅で在った事を知るものでしょうか?…。
その昭和の時代は名寄駅にとっても全盛期で特急列車はありませんでしたが急行列車として代表格の宗谷、天北・利尻・礼文・なよろ・旭川・天都・オホーツクなど数多くの列車がこの駅を利用したか判ります。
駅から旭川方面へ600mほど行ったところに名寄市北国博物館が在りその屋外展示場にSL排雪列車キマロキが動態保存されていますので一緒に見学して下さい。
- 施設の満足度
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2.5
- 施設の快適度:
- 2.5
- 昔ながらの待合室は趣きはありますが?…
- バリアフリー:
- 2.0
- 2・3番線ホームへは跨線橋の階段が大変です?…
クチコミ投稿日:2023/04/09
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