地元で馴れ親しまれてた神社　～　湯倉神社

3.0
旅行時期：2022/12（約3年前）

湯の川温泉クチコミ：7件

函館市電・湯の川停留所の直ぐ近く、湯の川２丁目交差点に鎮守する「湯倉神社」はその名から湯の川温泉の起源として地元では慣れ親しまれて来た神社です。

創建は江戸時代の元和３年（２代将軍・徳川秀忠の時代です）が、それ以前に地元の木こりが関節痛を患い湯が沸いてるここで湯治をし完治したようです。これにに感謝をして薬師如来を刻み小さな祠を建てて安置したのが湯倉神社・湯の川温泉の起源と言われてます。

その後も松前藩第四代藩主・松前高広も難病の際に湯治をすれば完治したり、幕末は函館戦争の際にも傷病兵を湯治・療養させ榎本武揚自らも利用していたようです。

境内にはその函館戦争の顔とも言える切り込み隊長・土方歳三のパネルなどもあって、歴史的な意味合いもあるようです。

神社自体はコンパクトな敷地内に朱の鳥居から威風堂々たる本殿や御神木に豊受稲荷神社も在ります。
また、他では見掛けない”なでうさぎ神兎”もあってギュッと！詰め込まれた雰囲気のする神社です。
主祭神は少彦名神・大己貴神と倉稲魂命です。