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北海道大学

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大学の博物館(あるいは北大第二農場牧舎)観光を除き、本当に訪れる価値があるのは、5月末と10月末?

  • 3.5
  • 旅行時期:2022/11(約3年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

札幌 クチコミ:1139件

札幌駅に近い広大な大学のキャンパスで、正門は札幌駅から徒歩5分(400m)と程なくの場所なので、北海道・札幌観光で札幌駅で少し時間が余ったら、駅近くの観光名所の一つとして選択肢に入れてもよいかもしれない。

大学の観光の目玉は、大学の博物館(総合博物館)で、恐竜の骨が展示してあったり、科学の解説があったりするなど、さしずめ科学展示館といった感じで子どもたちにとって楽しい施設だが、大人でも興味深い展示があって十分に楽しめる。また、ポプラ並木や、ちょっと遠いが北大第二農場牧舎などは、まさに札幌農学校の雰囲気が現代にも残っていてこちらは景色を楽しむことができる。

ほか、羊が丘まで行かなくても、全身像ではないが、クラーク博士の胸像があったり、北大第二農場牧舎以外にも、農学校時代の雰囲気を漂わせる洋館がたまにあったりするので、キャンパス内を散歩するのもよいが、とにかく広いので、札幌市内各所にある置き自転車”ポロクル”や、札幌駅東口の”えきチャリ”などの自転車を借りて回るとよいかもしれない。ポロクルのポートの場所は、ホームページに掲載され、札幌駅周辺や一部、大学構内にも貸し出し用自転車が置いてあって、好きな場所(ポート)で貸し出し・乗り捨てができて便利である。

また、大学の中ほどを南北にまっすぐ突っ切るメインストリート沿いをしばらく行ったところに、大学構内のコンビニがあって、その2階には室内イートインスペースや、天気の良い日はテラス席を使ってもよく、散策の休憩ができる。もちろん、札幌駅に近い正門横にもインフォメーションセンターがあって、グッズ販売やテラス席での軽食がいただける。

営業施設での休憩が落ち着かない場合は、メインストリートの南端にクラーク会館という学生会館(福利厚生施設)があって旅行者も利用でき、ソファーが多数並ぶ広いホールで休憩できたり、横の学生食堂で食事をとったりできるので、大学めしを味わってみてもよいかもしれない。

ただ、博物館と牧舎、ポプラ並木など、メインな見所以外は、いずれも観光施設ではなく、れっきとした大学の研究機関であるから、たまにある洋館を除いて建物を楽しむとかいうものでもない。緑が多く、大木もところどころにあり、何より東京の大学に比べて建物と建物の間隔が広く、都市公園のようであるが、それならわざわざ北海道の来て見てみるものでもなく、地元の人でも日常の散歩(ウォーキングや犬の散歩)を除いて、ちょくちょく訪れるものでもない。

しかし、そんな地元の人でさえ、大挙して北海道大学に訪れる時期があり、それが10月末から11月初めにかけてのイチョウ並木と構内の紅葉が見事な時期である。イチョウ並木はポプラ並木とはまた違う場所で、北13条付近の大学構内の通りで、地下鉄南北線北12条駅が最寄りである。札幌ではイチョウの大木がこれほどまとまってある場所はなく、長い黄色のトンネルに包まれる。また、同時期の他の木々の紅葉も美しい。関東の紅葉に比べ、北海道の紅葉は大陸の紅葉に似て、より鮮やかで美しく感じる。美しいのは北海道大学の紅葉に限ったことではないが、木々の多いキャンパスで、札幌駅からも容易に行けるため、手軽にまとまった紅葉を鑑賞できる。

また、そんなに注目されていないが、新緑と花のきれいな5月末も良く、香りのよいライラックの花が咲くのもこの頃である。これらの時期の北海道大学は、本当に訪れる価値があるように思え、博物館などと併せていろいろ楽しめるのではないか。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.5
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2023/02/03

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