自らの不自由な境遇から絞り出される表現は、何か迫るものがありました
- 4.0
- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
わたらせ クチコミ:4件
草木湖のほとりに建つ「富弘美術館」に寄ってみました。群馬県勢多郡東村(現・みどり市)出身の詩人、画家である星野 富弘氏の作品を保有する美術館です。内部は撮影禁止なので、建物の壁に描かれている作品を紹介。星野氏は、大学を卒業し中学校の体育教師になった年に、クラブ活動の指導中の墜落事故で頸髄を損傷、手足の自由を失ってしまいます。これらは、口に筆をくわえて文や絵を書いたものです。自らの不自由な境遇から絞り出される表現は、何か迫るものがありました(自由に生きた相田みつを氏の作品とは違いリアリティを感じます)。それでも、晩年には落ち着いた作品が増えてきたように見え、少しホッとしました。建物は、建築家ヨコミゾマコト氏の作品をもとにしたものとのこと。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/01/30
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