JR指宿枕崎線

早朝便と昼便との沿線風景が全く異なります

4.0
旅行時期：2022/12（約1年前）

鹿児島市クチコミ：23件

日本最南端のJR路線として知られる指宿枕崎線は、色々な意味で鉄道ファンの垂涎だと思いますが、今回は、早朝便で往路の山川乗り換えの鹿児島中央→枕崎、そして昼便で復路の枕崎→西大山…（徒歩）…山川→鹿児島中央を利用してみました。

往路に関しては平日だったということもあり、どの区間でも利用者の殆どは通学利用の高校生という感じでしたが、山川で枕崎行きに乗り換えた後の車内の雰囲気が、男子学生ばかりが目立つ、という特徴が見られました。調べてみたところ、山川→枕崎間では、西頴娃駅が最寄り駅の頴娃高校、枕崎が最寄り駅の枕崎高校の他に、薩摩板敷駅が最寄り駅の鹿児島水産高校があり、その中では鹿児島水産高校が生徒数が一番多いようで、しかもこの高校の男女比が5：1位で、圧倒的に男子学生の方が多いので、このような車内の風景となっていたようです。

復路は昼過ぎの便で枕崎を出発し、各駅を撮りながら、まずは日本最南端のJR駅として有名な西大山駅で下車しましたが、昼便の到着に合わせて、この駅にバスのツアー客が押し寄せていて、半分見世物のようになっていて、正直、あまり良い印象は抱けませんでした。物見遊山のツアー客を回避されたい方は、この駅に関しては、早朝や遅い時間帯での訪問をお勧めしたいです。

私は最後は時刻表の都合上、西大山駅から山川駅まで歩くことにしましたが、その途中の風景が素晴らしくて、案外歩きもありかなと感動しました。そして、最後はちょっとだけバスに乗って山川駅に到着。ここは日本最南端のＪＲ有人駅ということになるのですが、それを示す標柱の傍でカエルさんが出むカエルてくれたのが嬉しかったです。