清荒神の参道にある、大正8年の創業、100年以上続く老舗です。

5.0
旅行時期：2022/11（約3年前）

by hijunoさん（非公開）

宝塚クチコミ：51件

宝塚市にある清荒神は896年に宇多天皇の勅願のお寺として創建され、関西では「こうしんさん」と呼ばれ、火を守る神様として信仰を集めてきました。その参道には多くの店が立ち並んでいます。その中でも老舗のお店も多く、昔からの風情を残しています。
清荒神へ行くときは、こちらの参道をゆっくり歩いてお店をのぞくのが楽しみです。
こちらの宝光亭もその中の一つの老舗で、大正8年の創業で100年以上続いているお店です。
いつも頼むのはおでんです。煮込んだおでんはとても味が染みていて美味しいです。甘酒も手作りで、甘さもほどよく、濃厚でとても美味しです。
女将さんもいつも笑顔で、暖かいお人柄です。創業時のころは、七輪でおでんを煮ていたことなどお店の歴史のお話をお聞きしました。参道には古いお店も閉店してしまったところもありますが、最近は若い方たちもお店を開店したり、新しい力もありがたいとお話されていました。このような老舗の先輩がいらっしゃることが頼もしいです。昔から続いている老舗のお店と新しいカフェなどのお店が融合していて面白い参道だと思いました。また、このような老舗が残り続けることはご苦労もあると思うのですが、変わりなく昔の面影を残したお店があると安心します。
店内はお座敷とテーブルがあり、お座敷からは外の紅葉の樹々が見えます。感染対策がされていて、安心して食事ができました。