奇跡の一本松とは気仙川を挟んだ対岸に残る震災遺構の校舎
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- 旅行時期:2022/10(約3年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
陸前高田・住田 クチコミ:14件
旧陸前高田市立気仙中学校は、気仙川が広田湾に注ぐ河口そばに建てられた三階建ての中学校。
東日本大震災の高さ14・2mの大津波は、その屋上も越えて校舎全体を吞み込みましたが、当時の生徒86人と教職員たちは校舎そばの高台にいち早く避難し無事だったそうです。
その校舎は震災遺構として保存が決まり、柵で囲まれた外側からの見学は誰でもできるようになりました。
奇跡の一本松や東日本大震災津波伝承館、≪道の駅 高田松原≫がある高田松原津波復興祈念公園からも近いので、併せて見学して行くといいですよ。
なぜ、河口間近のこの場所に学校を建てたのかと思わせたり、校舎全体を呑み込んだ津波の大きさと瞬時の避難の判断の重要性がまざまざと感じ取れる場所になっていました。
上記の津波伝承館や道の駅からだと、国道45号線で気仙川に架かる気仙大橋まで来ると対岸にその姿が見えてきます。
車だと5分程度です。
2022年10月中旬現在には、橋を渡り終えてすぐの下り坂は工事のため通行禁止。
そのまま国道45号線を道なりに1kmほど進んで行くと、旧陸前高田市立気仙中学校へと下りて行く車道入口があるので、そこからどうぞ。
●注: 上記通行禁止期間は、10月下旬までと出ていたので、この口コミを投稿している11月上旬にはすでに開通しているのかも。
遺構近くには簡単な駐車場や公衆トイレ、説明パネルなども新しく設置されていました。
校舎内部見学にはパークガイドの同伴と予約が必要です。
その連絡先などは、この口コミと一緒に投稿する看板画像でご覧ください。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 高田松原津波復興祈念公園から車だと5分程度。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たち以外にも、ちらほらと見学者の姿が見えました。
- バリアフリー:
- 2.0
- 周辺には工事中の場所あり。足元には要注意。
- 見ごたえ:
- 5.0
- この震災遺構も、津波の脅威と防災の重要性について考えさせてくれます。
クチコミ投稿日:2022/11/05
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