中島公園deスカイランタンフェスティバル（”さっぽろランタンナイト”）

4.0
旅行時期：2022/10（約3年前）

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2022年10月22日に中島公園で”さっぽろランタンナイト”が開かれました。当日、またはLineでの事前受付で、16時から公園入口の札幌パークホテル前庭駐車場でランタン引換券の配付がありましたが、当然のことながら人気で、当日券は16時前に既に配付終了となっていました。また、公園中程のランタン引き換え場所ではキャンセル分の受付の列ができていましたが、果たしてどれほどのキャンセルがあったでしょうか…？

なお、自分でランタンを打ち上げなくても十分に楽しめるイベントで、場所を移して、中島公園の大分中程の”自由広場”で17時30分過ぎから打ち上げを見て楽しみました。ランタンは放任で上空へどんどん揚がっていってしまうものではなく、お祭りのヘリウム風船のように紐をつかんで繋ぎとめておくもので、一瞬でかなたへ飛んで消え去ってしまわずに、しばらくの間、空中に浮遊するランタンの風景が鑑賞できます。打ち上げは20分間ほど楽しめ、その間、空を見上げて幻想的な風景に見入ったり、写真を撮ったりして、皆、楽しんでいるようでした。ただし、中にはヘリウムが少なくて上手く揚がらないランタンや、隣のランタンと紐が絡まってしまうもの、また、途中、破裂音も聞こえていたので、潰れてしまったランタンもあったのかもしれません。

当日は外気温12、3℃くらいで、夜になり気温が下がってきたとはいえ、羽織るものがあれば十分に屋外でも楽しめるイベントでした。風船一つ一つの大きさは小さいですが、真冬に秋田の上桧内で行われる風船上げと違って、じっとしていると寒さにかじかむというようなことはなく、また、都会の街中で行われるので、アクセスの良さも便利なところと言えます。

イベントも終盤に近付くと、最寄りの地下鉄駅の混雑を懸念してか、帰りだす家族連れも多くなり、終了前に既にぞろぞろとランタンを持った行列が中島公園駅までできていました。なお、駅までの距離としては幌平橋駅の方が近い場所ではあります。

打ち上げたランタンは自由にもらえるようでしたが、途中で放置することのないよう、後始末は各自責任をもってほしいとの案内がかかっていました。もっとも、空中に浮遊するランタンを持ちながら混雑する地下鉄車内に乗り込むのもちょっと気が引け、可能なら車でアクセスするとよいイベントかもしれません。