以前は二棟の集合住宅だった下宿（しもじゅく）定住促進住宅
- 4.0
- 旅行時期：2022/05（約4年前）
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by SUR SHANGHAIさん（女性）
陸前高田・住田 クチコミ：14件
≪震災遺構 旧下宿（しもじゅく）定住促進住宅≫は、以前は陸前高田市を通る国道45号線脇に二棟並んで立っていた集合住宅。
東日本大震災の津波で被災した後、海側の一棟だけが保全・整備されて震災遺構として残されています。
≪旧道の駅高田松原タピック45≫から徒歩だと、国道45号線を東へ20分ほど。
黄色っぽい廃墟化した建物ですぐ分かります。
駐車場があるので、車で通りかかった人も寄って行きましょう。
新設されたトイレそばには陸前高田市の震災遺構や災害時の避難ルートを紹介するプレートも出ていました。
これもぜひ見て行きましょう。
≪震災遺構 旧下宿（しもじゅく）定住促進住宅≫は周りを柵に囲まれて中には入れませんが、歩いて一周できるようになっています。
海側（国道45号線側）から見ると、海に面したベランダのカバーが4階までは全壊になって津波が突き抜けて行った様子が分かります。
1～2階の部屋の内部はほぼすべてが津波に流されてがらんどうなのですが、3～4階のいくつかの部屋は、ベッドのマットレスなどの大型家具が窓枠につかえて取り残されているのを見ると、震災のその日まで人々の暮らしがあったんだと実感させられます。
5階のベランダカバーは残っている部分が多いんですが、それでも浸水したのが津波の高さ（14.5m）を示すプレートで分かりました。
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海側（国道45号線側）から見た旧下宿定住促進住宅の全景
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タピック45から行くと、こんな感じで見えてきます。
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5階までの高さ（14.5m）の津波で被災した集合住宅です。
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海側から見ると、1～2階はほぼがらんどうですが…、
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…3～4階の部屋には震災前の暮らしの痕跡が残されていました
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5階のベランダカバーはほぼ残っていて、津波の高さがありあり。
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裏手に回り込んでみると、やはり5階の窓は残っている部屋多し
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駐車場とトイレが新設されていて、そばのプレートには…、
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…津波避難経路や周辺の震災遺構も紹介されていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者：
- 一人旅
- アクセス：
- 3.5
- ≪旧道の駅高田松原タピック45≫から徒歩だと、国道45号線を東へ20分ほど。
- 人混みの少なさ：
- 5.0
- 私が行った時には、ほかの見学者はいませんでした。
- 見ごたえ：
- 4.0
- 津波が突き抜けて行った後の被害状況がよくわかりました。
クチコミ投稿日:2022/10/03
いいね！：2票
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