紀伊半島を代表する大河「紀の川」に架かり周辺の水事情を支えています
- 3.5
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
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by kasakayu6149さん(男性)
和歌山市 クチコミ:2件
紀の川大堰は2003年(平成15年)竣工の可動堰
和歌山県を、いや紀伊半島を代表する河川の一つ「紀の川」の水は広く利用されてきました。特に下流部の和歌山市や海南市の水道用水・工業用水・農業用水等の重要な水源となっています。紀の川は日本有数の多雨地帯である大台ケ原を水源としているため豊かな水量を誇りつつも、洪水時は氾濫する程に水量が増し、逆に渇水期は水不足に悩まされる程に流下水量に幅があり、下流域は洪水や渇水に悩まされてきました。
上流部にダムを造ると共に下流域でも堰を作り取水に利用しつつ洪水調節を行っています。
大堰の天端は道路として開放されていて堰を間近で見る事が出来ます。各堰のゲートを操作する巻上機などを収めた機械室はガラス張りで中々モダンなデザインです
下流方面を望むと紀の川大堰から河口までは約6km、遠くに海岸沿いのコンビナートらしき工場群も望めます。
上流方面を望むと上流部には水道橋、道路橋、そしてJR阪和線の橋梁が架かります
(水道橋とは上水を(原水の場合もあり)圧送する水道管の専用橋です)
目の前の「六十谷水管橋」は2021年10月に橋の一部が崩落し上水を送れなくなり話題になった場所です。訪問時はかなり復旧が進んでいました。
尚、ダムカードは堰左岸の管理所で頂くことが出来ます
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- マイカー訪問での評価
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 平日訪問での評価
- 見ごたえ:
- 3.0
- ダムに比べると幅はあっても高さは無いので・・・
クチコミ投稿日:2022/09/09
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