美しい紅葉を堪能できる路線
- 5.0
- 旅行時期:2022/01(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
桐生 クチコミ:2件
JR両毛線桐生駅から栃木県日光市の間藤駅までの17駅、44.1kmを結ぶ第3セクターのローカル線。足尾銅山から産出される鉱山輸送のために建設され、のちに国有化された足尾線を1989年に引き継いだ路線。
JRとは桐生駅、東武桐生線とは相生駅、上毛鉄道とは運動公園駅でそれぞれ接続。中でも東武特急「りょうもう」との接続が良いので、相生駅での乗換客が多い。相生駅の隣の大間々駅はわたらせ渓谷鉄道が本社を置く中心駅で、トロッコ列車の始発駅でもある。駅の外には駐車場があり、廃車になった車両が保存されています。大間々を過ぎると渡良瀬川と国道122号線を並行しながら北上。水沼駅から本宿駅、沢入駅から原向駅までの区間は車窓から紅葉で染まる迫力の風景を鑑賞できます。10月下旬から11月下旬は特に見ごろの時期で、鮮明な赤、黄、緑の美しい紅葉を堪能できます。旧足尾町の中心地で、足尾銅山観光の最寄駅の通洞駅、足尾駅を経て、終点間藤駅に。以前は足尾本山に向かう貨物線が伸びていましたが現在は廃止され、駅前には古川系の工場があるのみ。作家の故宮脇俊三さんが国鉄完乗を達成した駅で、駅舎内の待合室にはその展示がされています。また、駅構内には国の天然記念物ニホンカモシカの見られるように展望台があります(見られる可能性は低いとのこと)。
概ね1~2時間に1本の列車が設定されており、このほか桐山~大間々間の区間列車を通勤通学時間帯に設定。4月~11月の観光シーズンの土日祝日を中心に、トロッコ列車「トロッコわたらせ渓谷号」「トロッコわっしー号」が運行されており、特に紅葉シーズは人気。全列車ワンマン運転ですが、チケットやグッズを販売する車掌が乗務することもある。
車両は開業時から使用されていた富士重工製のバス車体のような気動車(LE-DC)は既に置き換えられており、LE-DCの改良型のわ89-300形と、2011年、2015年に製造された新潟トランシス製のWKT-500形、WKT-500形のクロスシート版でこの車両に当たると景色が見やすいので得した気分になれます。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/06/18
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