1番の見どころは、1281体の小仏群だと思う

3.5
旅行時期：2022/05（約4年前）

by Juniper Breezeさん（女性）

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福井への週末ドライブ旅行で参拝しました。

全てがキレイなお寺だったので、最近修復されたのかな?と思っていたのですが、パンフレットを見たところ、建立は昭和62年とかなり新しいお寺でした。　大実業家の故多田清翁が、当時成功立身出世できた恩に報いるため、財を投げうって父母祖先の眠るこの出生の地に建てた寺院だそうです。　最初は、お寺(宗教法人)ではなく、拝観料や駐車場もかなり高かったようですが、色々と問題があり(詳しくはネットで調べてみてください)、現在では駐車場は無料、拝観料も500円です。

五重塔、大仏殿、越前大仏など、全てが日本一の高さ、大きさだそうで、わざと狙って建てたんだろうな…と思います。

歴史的な価値はありませんが、人混みはゼロだし、キレイだし、五重塔はエレベーターもあってらくらく上れちゃいます。　塔の上から見た大仏殿と周りの景色の素晴らしさは是非たくさんの人に見て欲しい!　私も別の季節に再訪しても良いかも…と思っているくらいです。　

大仏のモデルは、仏教伝来のルーツ中国河南省洛陽市の龍門石窟の中にある座像だそうです。　大仏殿三方の壁には、11段の龕と呼ばれる棚が作られていて、それぞれが高さ1mほどの小仏群が1281体安置されているそうです!　それを1番見たかったので、ほぼ貸し切り状態で見ることが出来て、行って良かったと思います。