一見の価値がある施設です。
- 5.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by まつじゅんさん(男性)
佐賀市 クチコミ:3件
国鉄佐賀線の福岡県大川市と、佐賀県佐賀市諸富町間の筑後川に掛かっていた、鉄道用可動式橋梁で、1935年竣工です。
下を通る舟運との共存のため、橋の一部が可動式となっていて、橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古のものです。
全長は507.2m、可動部分の長さ24.2m、昇降差は23mあり竣工当時は「東洋一の可動式鉄橋」と呼ばれていました。
国鉄の民営化を前に、1987年国鉄佐賀線は廃線となり、橋梁も閉鎖され、筑後川を管理する当時の建設省からも昇開橋の撤去勧告がなされ、解体が検討されましたが、地元の存続要望が強く、1992年日本国有鉄道清算事業団から大川市へ譲渡され、1996年に遊歩道として復活しました。
橋の中央付近に事務所があり、スタッフさんが橋を稼働させてくれましたが、青空をバックに真っ赤な橋が上下する、大感動の光景でした。
2003年重要文化財、2007年機械遺産に指定(旧筑後川橋梁、筑後川昇開橋)されています。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 風の強い時は注意です。
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/04/22
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