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東京~会津を結ぶ旅情ルート

  • 4.5
  • 旅行時期:2022/03(約2年前)
おけいはんさん

by おけいはんさん(男性)

会津若松 クチコミ:1件

会津若松から2つ先の西若松から会津田島を通り、野岩鉄道の会津高原尾瀬口までの21駅、54.7kmを結ぶ第三セクターのローカル線。西若松~会津田島間は非電化、会津田島~会津高原尾瀬口間は電化されています。
もともとは1934年までに会津若松~会津田島間、1953年に会津若松~会津滝ノ原(現在の会津高原尾瀬口)間が開通し、全通した会津線で、1971年に会津若松~西若松間を只見線に分離し、現在の形に。1965年から1982年までは、仙台から会津滝ノ原まで「急行いなわしろ」が運行されるなど主要路線でもありました。第2次特定地方交通線に指定され、1987年に会津鉄道に転換され、開通後は会津高原駅で接続していた野岩鉄道・東武鉄道との関係が深まり、1990年に会津田島~会津高原間が電化され、東京から会津若松への新たなルートとして、脚光を浴びることに。東北新幹線郡山経由のほうが時間的には速いものの、旅情的にはこちらの方が上。
尾瀬の玄関口である会津高原尾瀬口を出発すると阿賀川の流れに沿って北上していきます。野岩鉄道からそのまま乗っていると、これまでの車窓と全く異なるのも不思議。会津田島を過ぎると乗客も減り、ローカル色が更に強まります。「塔のへつり」という岩肌を削って造られた自然の造形美。湯野上温泉から芦ノ牧温泉まではかなり嚴しい地形を走り深い谷筋が見える。大川ダムを過ぎると視界が開け盆地になり、西若松に到着します。
運行は、会津田島を境に分かれており、西若松からは国鉄時代と同様、会津若松発着で、野岩鉄道・東武鉄道直通のAIZUマウントエキスプレスは土休日喜多方まで足を伸ばしています。一方、電化されている会津田島~会津高原尾瀬口間は、浅草から野岩鉄道経由で会津田島まで直通する「特急リバティ会津」4往復と、2022年3月のダイヤ改正までは野岩鉄道・東武鉄道を介して下今市や東武日光まで直通する普通列車11本、会津若松(一部は喜多方)から東武日光まで直通する「快速AIZUマウントエキスプレス」2本の運行でしたが、野岩鉄道・東武鉄道との普通列車の直通は中止され、AIZUマウントエキスプレスも1本に削減。普通列車は気動車による線内運行にかわり、せっかく電化されているのに、一日4本の特急のための設備になってしまいます。東武鉄道側での日光・鬼怒川線のワンマン化や車両の老朽化などさまざまな理由があるとは思いますが、素人目には会津高原尾瀬口駅での接続はしているものの、せっかく会津地方と日光地方を結んでいた一本の路線が、バラバラになってしまうようで残念。

施設の満足度

4.5

コストパフォーマンス:
4.0
人混みの少なさ:
3.5
車窓:
5.0

クチコミ投稿日:2022/03/09

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