旧崇元寺石門

もしかするとパワースポットかも？　～　旧崇元寺石門

3.0
旅行時期：2021/12（約3年前）

那覇クチコミ：63件

ゆいレール美栄橋駅と牧志駅の中間に位置する「旧崇元寺石門」は琉球王国時代の臨済宗の仏教寺院・崇元寺として１５２７年建立され、琉球王国の国廟とされ歴代国王の神霊位を祀っていた格式ある寺院だったようですが沖縄戦で焼失したそうです。

１５２７年と言えば室町時代にあたるので約５００年前、実に歴史のある寺院であり、その寺院を囲むように造られた石壁と石門が一連と成って残ってることが非常に歴史ある価値の高いものだと思います。

観るからに重厚で頑丈な琉球石灰岩で造られた三連アーチ門の意匠は実にシンプルで圧巻です。
そして、鉄製の厚みのある扉があればどのような侵入者からも身を守ることが出来たであろうと察することが出来ます。

なのに保存修復もされずに、普通に野ざらし状態で放置されてる感じがします？…、寺院跡は”崇元寺公園”として利用され、市民に開放されているのはいいのですがこれだけの史跡をこのあままで好いのでしょうかね？…。

今は石門後方に枝を広げてそれを見守るかのように菩提樹が～、そっと手を触れると生命力が漲ってるかの様でこちらもパワーを頂けるパワースポットのようです。