戦後の引き揚げの様子を学ぶ事が出来る、貴重な資料館! 戦争を知らない世代は行くべき場所だと思う!
- 4.5
- 旅行時期:2022/01(約2年前)
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by Juniper Breezeさん(女性)
舞鶴 クチコミ:10件
悲惨な戦争に関する博物館や資料館は、広島や長崎などで見学したことがありますし、教科書などにもちょっとだけ出て来たことはありますが、終戦後の抑留者たちの引き揚げに関する資料館といった場所は、初めて存在を知ったし、見学に行きました。
舞鶴引揚記念館に展示されている資料は、全国から寄贈された1万6千点の中から常設で1000点以上が展示されています。 ドラマや映画でしか見たこと無かったけれど、約80年前はそれが目の前の現実だった、戦争の召集令状(赤紙)や千人針なども当時の物が展示されています。
戦後、日本に帰りたくても帰れなかった、抑留を強いられた方々の記録や、資料が展示されていて、私が訪れた日は他の見学者がいなかったので一つ一つ、資料の説明なども読みながらゆっくり見学出来ました。 シベリアなどでの抑留生活をしていた方々は、支給される食糧も少なく、生き延びるためにコートの袖を取り外して、パンなどの食糧と交換する人もいたとか。 当時のコートが展示されていて、マイナス30度(もっと寒い?)の極寒の地では耐えられなそうな生地に見えました。
今の時代は、戦争を知らない人たちの方が多いので、そういう人達(子供たちは特に)は是非行くべき資料館だと思いました!
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 車がないと厳しいかも
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/02/08
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