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阪神武庫川線 施設情報・クチコミに戻る

もとは軍需工場の専用線だった都会の中のローカル線

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/12(約2年前)
おけいはんさん

by おけいはんさん(男性)

尼崎 クチコミ:1件

阪神本線武庫川駅と武庫川団地前の4駅、1.7kmを結ぶ支線。もともとは1930年(昭和5年)に、川西航空機(今の新明和工業)の鳴尾製作所(工場)への資材や工具の輸送を目的に、現在のJR神戸線の甲子園口駅から分岐する形で敷設された専用線で、
1943年(昭和18年)に武庫川~洲先間、1944年(昭和19年)に武庫川~武庫大橋間が延伸され、阪神国道線(1975年(昭和50年)廃止)と接続、さらに同年武庫大橋~現在のJR神戸線の甲子園口を経由して西宮までの貨物線でした。このため、阪神の標準軌と国鉄の狭軌の貨物列車両方が走れるよう3線軌道で建設されました。旅客線としては武庫川~洲先間が阪神電鉄の支線として1948年(昭和23年)に営業を再開し、一方で国鉄は1958年(昭和33年)に貨物線を休止、1970年(昭和45年)に廃止されました。川西航空機の工場は、その後、民需転換により摂津車輌(→武庫川車輌)の車両工場となりしましたが、工場移転に伴い跡地に武庫川団地が整備され、1984年(昭和59年)に洲先~武庫川団地前か延伸開業し、現在の形になりました。
現在、全てが線内折り返しの2両編成のワンマン運転で、2020年6月より、5500を改造した専用車両4本が用いられています。全て阪神タイガースにちなんだ内外装となっており、それぞれ「タイガース号」「甲子園号」「トラッキー号」「TORACO号」として運行しています。
阪神本線との接続駅である武庫川駅は、武庫川にかかる橋梁上のホームの三宮寄りの連絡通路で接続しており、西宮市側地上部にあるホームで発着。武庫川線は全線無人駅で、途中駅の東鳴尾と洲先は自動券売機が設置されていないため、ホーム手前の中間改札を通ります。武庫川線ホームには、東鳴尾、洲先からの乗車客向けの券売機が設けられています(両駅ともに交通系ICカードの簡易改札機はセッチ)。ちなみに、東鳴尾~洲先間を乗車する場合、運転手から乗車券を購入します。
阪神本線とは雰囲気で、都会の中のローカル線のような印象ですが、武庫川団地の整備に伴い乗降客は増えており、昼間時も比較的混雑しています。

施設の満足度

4.0

コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
3.0
乗り場へのアクセス:
4.0
車窓:
3.5

クチコミ投稿日:2022/01/02

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