花咲線釧路~根室間を最速で結ぶ快速列車
- 5.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by おけいはんさん(男性)
釧路 クチコミ:34件
JR北海道根室本線の釧路~根室間(花咲線)135kmを、最速2時間10分で結ぶ快速列車。「はなさき」は上下1本、「ノサップ」は上り(釧路行)1本のみの運行。1959年に運行を開始した準急「ノサップ」が起源で、1989年に急行から快速に格下げ。さらに1999年、1日2往復であった「ノサップ」のうち早朝の下り、昼間の上り列車を「はなさき」に名称変更。2016年に花咲線の普通列車の本数削減により、夜間の上り「ノサップ」が廃止。現在は、下り釧路5時35分発、根室8時着「はなさき」と釧路11時12分発、根室13時22分着「ノサップ」、上り根室11時3分発、釧路13時18分着「はなさき」が運行されています。
下り「ノサップ」は札幌6時48分発、釧路10時58分着「特急おおぞら1号」に、上り「はなさき」は釧路13時42分発、札幌18時3分着「特急おおぞら8号」に接続しており、札幌方面との接続は比較的よい。「ノサップ」は根室側、はなさきは釧路側が比較的停車駅が少なく、速達化されています。また、上り根室発「はなさき」と下り釧路発「ノサップ」は、釧路と根室のほぼ中間に位置する茶内で交換します。
車両は、国鉄民営化直前の1986年に製造されたキハ54形500番台気動車(耐寒地仕様)が単行で用いられており、一部車両は転換クロスシートに改造されています。また、漫画家モンキー・パンチさんの出身が途中の浜中町であることからルパン三世をラッビングした車両が用いられることもあります。
釧路~根室間は、くしろバスが運行する「特急ねむろ号」がありますが、2時間45分から3時間20分かかるので、「はなさき」「ノサップ」利用のほうが時間的には有利。1両の列車のこともあって車内の座席は比較的埋まっている印象です。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/12/15
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