リーズナブルに黒豚とんかつが食べられる

4.5
旅行時期：2021/09（約4年前）

鹿児島市クチコミ：32件

天文館通の電停からすぐ。テンパーク方面に30mくらい、右手のビルにある黒豚を使ったとんかつのお店。ビルの2階にありますが、隣のお土産屋さんに気を取られてしまうのと、控えめな看板のためか、初めての場合、非常にわかりづらいかもしれません。お店の中は少し暗めの照明。カウンター席と座敷席があり、雰囲気は居酒屋という感じでもある。
鼻、尻尾、足に白い部分があることから「六白」と呼ばれる黒豚を使ったカツやカツ丼がメイン。ランチの場合、ヒレとんかつ定食、ロースとんかつ定食ともに1330円と、黒豚のトンカツとしてはかなりリーズナブル。夜でもヒレが1930円、ロースの並が1850円なのでかなりコスパが良い。かつ丼1090円、名物のキャベ丼980円と、さすが地元という価格。さらに六白よりもリーズナブルな「茶美豚（チャーミートン）」という豚肉を使ったとんかつやカツ丼もあり、ランチなら1000円でお釣りが来る。ロースなら夜でもお釣りが来るので、お財布にはかなり優しいお店。
最初に訪問したときに食べたのが、黒豚定食の「六白黒豚ロースカツ定食」。黒豚独特の甘味とジューシーさが感じられるお肉は満足感がかなり高い。注文後にお肉をカットして作られるので、揚げたてサクサク。東京では考えられない価格で黒豚のロースカツが食べられるとは、なんとも鹿児島市民が羨ましい。
2回目の訪問ではキャベ丼をオーダー。「キャベ丼お願いします」とオーダーすると「茶美豚でいいですね」との回答。「はい」と答えてしまったが、後で「六白黒豚にしておけば」とも後悔。ホカホカのご飯の上にシャキシャキのキャベツがどっさり。その上に甘く濃いソースの揚げたてのとんかつがのっていて、脂っぽさをキャベツが吸収。ジューシーなお肉とご飯のコラボ。もっと若いときならたくさん食べられてなという味。もちろん茶美豚も美味しいのですが、やはり遠くまで来たのだから、黒豚が良かったかも。
TBSの番組「バナナマンのせっかくグルメ」でも紹介されたお店ですが、地元民が推薦するのもわかるお店でした。また、行きたい。