旭岳の裏は月面か宇宙の惑星に降り立ったようなダイナミックな光景

4.5
旅行時期：2021/08（約4年前）

東川・上川クチコミ：47件

旭岳から黒岳へ縦走しました。
旭岳、黒岳共に途中まではロープウェイが利用でき、コース中は切り立った場所も無いため、大雪山の数ある縦走コースの中では最もチャレンジしやすいコースだと思います。
縦走には、車では山の反対側まで車を回送する必要がありますが、公共交通機関を利用すればその手間も省け（旭岳-黒岳には探せば車の回送サービスもあるようです）、こちらのコースでは旭川を朝イチのバスで発って、黒岳から層雲峡に降り、バスでその日のうちに旭川に戻ることも可能です。
また、旭岳・黒岳の縦走は、最初の旭岳の登頂がきついかもしれませんが、その後の標高差やコースの状況などを考え、旭岳から黒岳に向かった方が楽なような気がします。
コース中では、特に旭岳をお鉢平側に下ったところでは、まるで月面か宇宙の惑星に降り立ったようなダイナミックで殺伐とした光景に出くわします。
その先のお鉢平もなかなか広大な景色ですが、旭岳の裏の方が迫力があります。
ちょうど裏旭野営指定地の辺りで、装備を整えられれば、ここでのキャンプも楽しいものだと思います。
大雪山系では、ここと十勝岳を望岳台から登った擂鉢火口辺りが、まるで異世界に来たような不思議な光景を目の当たりにできます。