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日本製紙釧路工場

名所・史跡

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2021年8月16日、100年あまりの歴史に幕(工場閉鎖)

  • 3.0
  • 旅行時期:2019/02(約7年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

釧路 クチコミ:67件

会社の発表や各社報道によると、日本製紙釧路工場は2021年8月16日に紙の生産を終了、9月には設備を停止し、日本製紙は釧路工場での紙・パルプの生産から撤退するとのこと。釧路を、特に鉄道で訪れると、釧路の街にさしかかった時に高い煙突から白い煙をたなびかせる工場群が見えて、「釧路の工業地帯に入ったな」、「もう釧路に到着だな」と思ったものですが、その象徴の一つが消えようとしています。

普通列車では釧路駅の一つ前の新富士駅の北側に工場があり、駅構内からも高い煙突が見えますが、駅を降りて正面にまっすぐに伸びる鳥取東通り(道道新富士停車場線)を進むと、煙突の近くまで行くことができ、そのまま国道38号線に出ると、鳥取神社の前で大楽毛、白糠行き、更には阿寒町または阿寒湖行きのほか、北海道バスが運営する札幌行きの高速バス「ニュースター号」が停車する「鳥取神社前」バス停があります(更に500mほど先の「鳥取大通5丁目」では釧路空港行きのバスも停車)。その途中で工場の様子は外からしか眺めることができませんが、鳥取神社や鳥取城の形をした鳥取百年館などを見学できます。

また、以前(2020年2月まで)までは隣接する北海道新聞の道新総合印刷の釧路工場の工場見学のオプションで日本製紙の釧路工場の一部も見学できたようですが、現在ではコロナ禍で道新の工場見学自体ができない状態のようです。

以前訪れた時には白い煙を勢いよく噴き出していましたが、現在(2021年8月)ではよく見ると煙がありません。2019年にはこれも100年近く続いた太平洋石炭販売輸送臨港線が廃止されるなど、釧路の産業の衰退が進んでいます。大楽毛にある王子マテリアは頑張っているようですが、コロナ禍でリモートワーク化・デジタル化が進み紙需要は減退。今後、日本製紙釧路工場はどうなるか分かりませんが、旧富士製紙時代からの新富士駅の富士に名を残すくらいになってしまうのでしょうか。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
3.0

クチコミ投稿日:2021/08/25

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