乗って残そうだけでは無く、鉄道の重要性に気が付かねば
- 4.0
- 旅行時期:2020/07(約5年前)
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by ライナスさん(男性)
神戸 クチコミ:29件
政令指定都市である神戸市から郊外を結ぶ路線であるのに、10年以上廃存廃論がある路線。
粟生線だけでは無いが、阪急電鉄系だけに車内は落ち着いた雰囲気。新車も増えており快適である。ワンマン運転であるが、運転席にはぬいぐるみ(粟生線利用推進キャラクターとのこと)が置いてあってなごめる。
新開地から乗車するとまずは、アップの連続。その後、西鈴蘭台から先は激しいアップダウンが続き、ジェットコースターのような感じ。普通の鉄道路線ではなかなか体験できないかも。
住宅地が良く見え、廃止とは一見無関係に見えるが、沿線人口の減少、高齢化、地下鉄延伸に加え、神姫バスが三宮、神戸駅から三木市方面に向かう急行・快速バス路線が充実してしまった結果、乗客数は平成初期の半分近くまで減ったそうで、車内は学生や高齢者が多い。一方で神姫バスには買い物袋を持った家族連れが多く、鉄道の必要性が薄れていることを実感。一般観光客が言うのも生意気であるが、住民がもう少し、鉄道の重要性を認識しないと、後々後悔することになるのではと思った次第。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 車窓:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/08/08
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