東北新幹線

「えきねっと」は2021年６月29日のリニューアルによりいくらか改善されましたが・・・

• 4.0
• 旅行時期：2021/06（約5年前）

by フロンティアさん（男性）

丸の内・大手町・八重洲 クチコミ：718件

　東京と新青森を結ぶJR東日本の高速鉄道路線で、東北・函館方面への旅行の際にはよく利用しています。
　そのうち今回は東北新幹線を利用する際、指定席をスマホ等で予約できる唯一のサイトである「えきねっと」についてです。
　2021年６月29日にリニューアルされたとのことですが、気になる点がいくつかあり、以下の事項について触れてみたいと思います。

１　複数の列車を乗り継ぐ場合の申込について

○リニューアル前ではPCサイトのみで２つの列車を乗ぐ場合の申込は可能でしたが、スマホ向けのサイトでは一切できず、不便でした。
○リニューアル後ではスマホサイトでも複数の列車を乗り継ぐ場合の申込はできるようになり、いくらかマシになりました。但し申込可能なのは最大３つの列車を乗り継ぐ場合までで、４つ以上の列車を乗り継ぐ場合は申込ができません。(例えば北上～仙台間はやまびこ、仙台空港～大宮間ははやぶさの利用という通しの料金となる利用でも２つの列車とカウントされ、この場合、同時に申込が可能となる列車はあと１つのみとなります。)
　その為、例えば、浜松～浜田(島根県)間や高崎～身延(山梨県)間(北陸新幹線・特急しなの・特急あずさ電気特急ふじかわ利用の場合)といった申込は出来ないです。
※参考までにJR西日本の予約サイト「e5489」では、ケースによっては４つの列車を乗り継ぐ場合の申込が可能で、例えば、上で紹介した浜松～浜田(島根県)間や高崎～身延(山梨県)間(北陸新幹線・特急しなの・特急あずさ電気特急ふじかわ利用の場合)の申込も可能でした。

２　シートマップの利用対象について

　リニューアル前の「えきねっと」ではJR東日本・JR北海道の指定席を予約する際にシートマップが利用可能でしたが、リニューアル後の場合、JR東日本・JR北海道に加え、JR西日本・JR四国・JR九州の列車についてもシートマップで空席状況を見ることができるようになり、便利になりました。
　しかし東海道新幹線、さらにJR東海エリアの列車についてはいまだにシートマップでの申込ができず、不便に感じます。
※参考までにJR西日本の予約サイト「e5489」では、JR西日本・JR九州・JR四国・JR東日本(利用可能エリア内に限る)の各列車の他、東海道新幹線・JR東海の列車についてもシートマップでの申込が可能でした。

３　列車の変更受付期限について

　リニューアル後も変更なしのようで、紙のきっぷでの申込の場合、申込した列車の発車時刻の６分前まで、新幹線eチケットでの申込でも申込した列車の発車時刻の４分前までの受付となる為、不便なままです。
※参考までにJR東海の新幹線ネット予約サイト「エクスプレス予約」、JR西日本の予約サイト「e5489」では申込した列車の発車時刻直前まで受付してくれます。

４　まとめ
　「週末パス」等特急券以外の割引きっぷが購入できたり、株主割引等の利用による申込が可能になった等他にも便利になった面はありますが、JR西日本の予約サイト「e5489」と比べるとまだ不便さが見られ、改善を要するかと思います。

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クチコミ投稿日:2021/07/15

• 施設の満足度: 4.0
• コストパフォーマンス: 4.0
• 人混みの少なさ: 4.0
• 乗り場へのアクセス: 4.5
• 車窓: 3.0