土佐清水市出身の英雄、ジョン・万次郎(中浜万次郎)の生涯を知ることが出来ます!

4.0
旅行時期：2020/10（約5年前）

by Juniper Breezeさん（女性）

土佐清水・大月クチコミ：1件

高知を旅行で訪れ、早朝ドライブで足摺岬まで行ったときに帰りに立ち寄りました。　ジョン・万次郎という人物は、大河ドラマ「龍馬伝」を見た時に初めて知ったのですが、幕末好きには有名な人なのかもしれないですね。　特にこの土佐清水市内には中浜万次郎の銅像もあったし、大河ドラマを誘致してるようなので、実現したらまた高知が沸きますね!

こちらの資料館は、時間があれば行こうかな…程度で、宿泊時にもらったENJOY!はた旅クーポンが余ってたので使える施設だし…程度の感覚で入ったのですが、展示内容はとっても充実してて、波乱に満ちたジョン・万次郎の一生を知ることが出来、行って本当に良かった!と思いました。

1841年、万次郎は仲間らと漁に出たのち遭難。　無人島に漂着した万次郎らを助けた、アメリカのジョン・ハラウンド号です。　この出会いがジョン・万次郎のその後の人生を大きく変えました。　

ジョン･ハウランド号のホイットフィールド船長と共にアメリカに渡り(日本人として初めてアメリカ本土へ足を踏み入れたのが彼です)、渡米後はホイットフィールド船長の養子となり、マサチューセッツ州フェアヘーブンで共に暮らしました。　学校で、英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学びました。　万次郎は首席になるほど熱心に勉学に励んだそうです。　アルファベットがとても丁寧に書かれたものが飾られていましたが、日本の国際化に尽力した万次郎の努力と苦労があったからこそ、今の日本があるわけですよね。

ジョン・万次郎をきっかけに始まった縁で、アメリカのマサチューセッツ州のフェアヘーブンとニューベットフォードと、土佐清水市は姉妹都市提携を結んでいるそうです。　関連書類が展示されていました。　こういう歴史がきっかけの縁って素敵だなと思いました。