海自カレーと海軍カレーは違うもの

4.0
旅行時期：2021/02（約5年前）

下北半島クチコミ：8件

北の防人大湊安渡館の建物内にあるアンティークなカフェ。むつ市内の飲食店の経営者が立ち上げた団体が運営していて、地元の野菜や食材を使ったメニューを提供しています。
このお店でぜひ食べたいのが海軍カレーと海自カレー。大湊は明治時代に旧日本海軍が置かれ発展した街で、現在も海上自衛隊大湊総監部が置かれています。こうしたことから、海軍時代のレシピを再現した海軍カレーとコロッケ、さらには新ご当地メニューの海自カレーが食べられます。ちなみに、海軍カレーと海自カレーは異なるカレーで、海軍カレーは明治41年に作られた「海軍割烹術参考書」のレシピをもとに復元したもの。一方、海自カレーは、海上自衛隊の艦船等で食べられているもの。
今回は「護衛艦はまぎり」が監修した「海自カレー」をオーダー。すりおろし林檎をたくさん使用した甘みと酸味のあるビーフカレーで、スパイスも効いていて、見た目よりも大人のカレー。珈琲や生クリームが隠し味とのこと。付け合わせの「大湊海軍コロッケ」は、海軍割烹術参考書のレシピを再現したビーフコロッケで、塩、胡椒のみで味付けをしたシンプルなもの。ソースをかけないので、芋そのものの味が楽しめます。