スノーシェッドに蔽われた不思議な無人駅は鉄道ファンの聖地
- 4.0
- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by 万歩計さん(男性)
米沢 クチコミ:8件
国道13号線から姥湯温泉や滑川温泉に向かう細い地道から分岐した600m先に、黒く大きなスノーシェッドで覆われたJR奥羽本線の峠駅がある。
ここに鉄道が敷かれたのは明治32年で、駅のある板谷峠は急勾配であったことから、スイッチバック方式が採用された。また豪雪地帯であることから、スイッチバック用のポイント等の設備を雪から守るために、スノーシェッドで駅全体を蔽った。
現在スイッチバック線路は撤去されているが、100年以上の風雪に耐えた全長200mのスノーシェッドは独特の存在感がある。ホームが一本だけの無人駅で、停車する列車は上下各6本のみだが山形新幹線が通過する。廃墟のようなスノーシェッドの中を通過する新幹線という不思議な対比で、これを写真に撮るため訪れる鉄道ファンも多いという。
- 施設の満足度
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4.0
- 施設の快適度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/01/29
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