第一次世界大戦当時の日本は、きちんとドイツ人戦争捕虜を待遇していたよう。日独友好の証。
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- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by ワンダラーさん(男性)
鳴門 クチコミ:2件
鳴門市にあるドイツ村公園は、板東俘虜収容所(ばんどうふりょしゅうようじょ)跡地を保存するため整備した公園。
第一次世界大戦中に、当時ドイツの租借地であった青島を、連合国の一環として日本軍が占領し、ドイツ軍将兵5千名近くを捕虜にしたという。
そのうちの千名ほどが、ここ徳島県旧板野郡板東町に送られて、ここに建てられた俘虜収容所に1917年から3年弱の間、収容されていたという。
2018年度に国の史跡に指定されて、ドイツ村公園として整備されたという経緯がある。
当時の日本は、きちんと戦争捕虜を待遇していたようで、病気などで亡くなった11名以外は帰還を果たしたようだ。捕虜たちは、日本人にドイツ音楽や食文化を紹介したという。
当時を偲ぶ遺構は少ないが、亡くなった11名の立派な慰霊碑が遺されていて、ドイツ関係者の花輪などが手向けられている姿は、日独友好の証として一見に価する。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/12/12
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