建造物の外観には感銘を受けたが、内部は整備され過ぎて拍子抜け
- 4.0
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by hidemi.yさん(男性)
高野山周辺 クチコミ:20件
「金剛峯寺」の名は、弘法大師が『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』と言うお経より名付けられたもので、15世紀終わりに豊臣秀吉が亡き母のために建立とのこと。
「高野山金剛峰寺」は、主殿をはじめとしてさまざまな建物を備えた優雅さを持っており、名称はお弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経」というお経より名付けられたと伝えられています。
広大な境内には、主殿(本坊)をはじめとした様々な優雅な建物等を備えています。
そもそも高野山金剛峰寺というのは高野山全体の総称であって、現在は一つの独立した形となったそうです。
境内の建物は、15世紀終わりに再建されて以来、今日に至る一番古い建造物の正門、
主殿は、秀吉が母の菩提を弔った「青巌寺」だった建物で、大小の玄関を有し、檜皮葺の屋根の上には消火活動用に雨水を溜めた「天水桶」が置かれています。
主殿内には、大広間や狩野派の絵師が描いた襖絵のある「梅の間」や豊臣秀次二代目関白(秀吉の姉の長男)が自害した「柳の間」があります。
そして通路で繋がった別殿は、昭和9年新築の桃山様式の建築物で、庭に面した西側の4部屋は「花の間」と呼ばれ、四季の花鳥が描かれた襖絵が、東側は弘法大師の高野山草創までの風景が描かれています。
その別殿西側の庭は、「蟠龍庭」と呼ばれ、昭和59年の記念行事の折りに新別殿新設と同時に造園された石庭で、雲海の中で向う雄雌一対の龍が向かい合って奥殿を守っているように表現されているとか。
その先の休憩所「新別殿」や「奥書院」「上段の間」等を見学しましたが、私的には非常に感銘を受けた建造物に比べ、座敷や展示物についてはグッとくるものがありませんでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/11/27
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