県産の食材を使い、細かい技が光るプレート

4.0
旅行時期：2020/11（約5年前）

by パラキチさん（女性）

那覇クチコミ：64件

首里城近くの細い路地沿いにあるカフェです。ぎぎっと扉を開けると、ウッディな落ち着いた空間。

ランチにメカジキのフライをいただきました。ワンプレートにメインとデリ、スープと七分搗きご飯という内容。
メインのフライにはジュレのようなオクラのソース。フライを囲むデリは、サラダ、モウイの浅漬け（？）、キャロットラペ（？）など色とりどりの顔ぶれ。茶色くて丸っこいものは、最初、何だか分からず、「え、まさかのサーターアンダギー⁈」なんて思ったら、揚げ豆腐だった（笑）　味は、サラダの味噌ドレッシング以外は、全体的に薄味。薄味だからこそ、デリのちょっとしたアクセントが効いていました。例えば、サラダに入ったクレソンとローゼル、モウイに合わせたシークワーサー（かな？柑橘系）のピール、キャロットラペの紫蘇の実、キャベツとご一緒したクミンなど。見た目に目立たなくても、味わって、ピンとくるような。この細かい技が上手！（って失礼な言い方かな）
スープは、とろみのある大根スープ。大根独特の苦みでなく、しっかり旨味。
デリの種類が多いだけに、食感もいろいろ。ワンプレートでいっぱい楽しんだなぁ。
ちなみに食事メニューは5種類あり、あとの４つは県産豚さんを使ったメニューでした。
穏やかな笑みが湧く心地よい時間を過ごしました。