天草の小さな漁村にある世界遺産の教会
- 4.5
- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by noelさん(女性)
天草諸島 クチコミ:6件
崎津は本当に小さな漁村です。
その中に凛とした姿の尖塔が見えます。
ファサードは荘厳なゴシック様式ですが、後方の祭壇部分は木造になっています。
予算が足りなくなったのだそうです。
また、内部にはパイプ椅子が並べてありましたが、畳が敷き詰められていました。
ここでは正座をして礼拝したのかと思われます。
このような教会は初めて見ました。
まずは、この教会を訪れたら、最後には対岸から眺めることをお勧めします。
「海の天主堂」とも言われている姿を見ることができます。
また、アルメイダ神父により永禄12年(1569年)に建てられました。
ここを中心にキリスト教は天草に栄え、寛永15年(1638年)に禁教令が実施されてから崎津では特に激しい迫害の嵐が吹き荒れました。
キリスト教徒は、隠れキリシタンとなり、ひそかに真夜中に一緒に集まって礼拝し、祈りをささげていました。
教会だけでなく、この崎津集落を巡ってみると、その歴史を垣間見ることができます。
できたらもう少しゆっくり観たかったです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/10/30
いいね!:68票
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