宮丘公園

10月下旬、紅葉狩りの丘陵公園

4.0
旅行時期：2020/10（約4年前）

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2020年は10月下旬ころ、紅葉の最盛期となりました。
宮丘公園は宮の沢の市街地に近接していますが、手稲山などの札幌西側の山塊が市街地に張り出した最前衛の丘陵の公園です。
そのため、地下鉄南北線宮の沢駅から数百メートルと、アクセス至便で、車でも北1条宮の沢通りで公園の下をくぐるトンネルを越えて、広い駐車場に車を停めて訪れることができます。
ただ、丘の上の起伏のある公園で、メインの芝生広場は広く平らで駆け巡ったり、スポーツをしたりできそうですが、それ以外は山林の中の散策路がある公園で、展望台とされる場所も、周囲に木々がたくさん生えていて、景色は木々の間から垣間見えるといった程度です。
逆に、木々が多いので、紅葉散策に覿面でした。
2020年は比較的暖かかったため、紅葉時期も少し遅く、10月下旬前半あたりが、紅葉が十分に進みつつも、葉がまだ多く残っていて、見ごろという感じでした。
風が冷たく、青空が見えるのに、時々鉛色の雲から小雨が降る冬を思わせる天気の日でしたが、休日には犬を散歩する人、ウォーキングをする老夫婦、紅葉を楽しむカップルや小さな子供を連れた家族など、長閑に過ごす市民の姿が見られました。
あまり人の多い公園ではないため、人がいなくなった散策路上で偶然にもエゾリスに遭遇しました。
シマリスよりも野性味ある黒々とした姿の尾っぽの大きなリスで、なかなかすばしっこく、あっという間に紅葉の森の中へ消えていきました。