歴史の舞台 大浦天主堂
- 4.5
- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by taiさん(男性)
長崎市 クチコミ:5件
幕末に日本とフランスの間で日仏修好通商条約が結ばれると、長崎にはフランス人が居住するようになりました。
彼らは日曜日に礼拝する教会がほしいと希望し、1864年に大浦天主堂が建立されます。
そして1865年に歴史的な瞬間が訪れます。浦上の潜伏キリシタン15人が天主堂にやってきたのです。彼らは堂内で祈りを捧げていた神父に近づき、キリスト教を信仰していると告白しました。
厳しい禁教令と宣教師がいないという状況が250年間も続いたにもかかわらず、信仰が受け継がれていたというこの劇的な出来事は「信徒発見」と呼ばれ、弾圧によって日本に信徒がいなくなったと考えていた世界中のカトリック教徒に衝撃を与えたと言われています。
潜伏キリシタンの方がどんな想いで信仰を続けていたか、またそれがどのように世代を超えて250年間の間受け継がれていったのか。
信徒発見で潜伏キリシタンの方が信仰を明かした時の想いはどんなものだったか。
色々と考えさせられる場所でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2020/10/17
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