山幸彦と豊玉姫が出会った日本最古の井戸

3.5
旅行時期：2020/08（約5年前）

by ゆっくさん（男性）

指宿クチコミ：4件

枚聞神社から北上すること1km弱で到着します。
集落が途切れた郵便局の向かいの道沿いにポツンと一際木々が茂っている場所があります。気を付けないと見落としそうですが、看板はしっかりと建っていました。

天孫ニニギノミコトの子であるヒコホホデミノミコト(山幸彦)が、後の妻となるトヨタマヒメと出会った場所とされる場所です。この辺りは、海神の宮地であり、その娘トヨタマヒメは、毎朝、この井戸に水を汲みに通っていたとか。また、この二人は浦島太郎と乙姫という説もありますね。

神代に使われていた井戸ですので、日本最古の井戸だそうです。木々の中には、鳥居があり、中央に井戸がありました。真夏でも、木々の中はひんやりしていました。代々受け継がれて守られて来たんだとひしひし感じます。今でも水が汲めるのか井戸の中を確認しようか悩みましたが、いろいろな意味で覗くのは遠慮させていただきました。

なお、車で40分程の知覧には、豊玉姫神社と豊玉姫陵があります。山幸彦の陵は鹿児島空港の傍にあります。