2020年6月の宗谷南線の様子

4.5
旅行時期：2020/06（約6年前）

旭川クチコミ：497件

地元民として頻繁に利用している、言わずと知れた日本最北の鉄道路線ですが、2020年3～5月にかけては、北海道内でも緊急事態宣言が発令されていた影響で、個人的にも、殆ど乗らずじまいで過ごしていました。6月になり、宣言解除に伴って徐々に利用頻度を増やしましたが、数度の乗車において気付いたのは、少なくとも、名寄～旭川間のいわゆる”宗谷南線”区間においては、今までは通常1両での運行だったのが、大体、平均して2両運行になっています。

しかも、車両としてはグリーンのラインの40系とレッドラインの54系（いずれもキハ）の混在、というパターンが多く、どうやら、ソーシャルディスタンシングを意識した運用をしているようです。

この区間は、朝夕の通勤・通学時間帯に、結構密になることもあるのですが、逆にコロナの影響で、お客さんが減っている中で車両運用にゆとりが出来ているので、ある意味、快適な旅をするのには、今がチャンスだと思います。今後のコロナの動向も気になるところですが、少なくともこれを記している2020年6月末時点での、道北エリアにおけるコロナの影響はかなり小康状態ですので、是非、夏の旅の候補先として多くの方に乗車して頂きたいと思います。（勿論、コロナの状況次第では、一概にはお勧めできなくなる可能性もありますが…。）

宗谷南線でも、旭川～比布、旭川～永山間で一部区間運行列車が設定されていますが、これらに関しては、コロナ禍においても1両運行のことが多いように感じます。