太平洋戦争絡みの軍国主義かと思ったら、違った!
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- 旅行時期:2020/02(約6年前)
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by ウェンディさん(女性)
日向 クチコミ:11件
日向の小さな港町美々津は江戸から大正にかけての廻船問屋の町として知られていますが、それ以前に神武天皇にも縁のある非常に古い歴史を持つ町で、港のすぐ側には神武天皇の初めての水軍の出港を祝う碑である“日本海軍発祥の地の碑”があります。
しかし、この碑は近くによってその説明を読むまでは神武天皇の功績を称えた碑とは分かりませんでした。
その原因は、碑の隣ではためく巨大な旭日旗。
まるで、時代が80年以上も遡り太平洋戦争時代にタイムスリップしてしまったかのような軍国主義を全面に押し出したその旭日旗は、ある意味、異様に見えました。
もともと神武天皇は背後に太陽光の光輪を背負った姿で表現されることが多いので、このような旗を隣に掲揚しているのかもしれませんが、日本人である私たちが見ても、あまりよい気持ちがするモノではありません。
この碑を建立したのが当時の海軍大将であったということで、碑の名前も“日本海軍発祥の地の碑”なのでしょうが、普通に考えたら“日本水軍発祥の地の碑”が妥当でしょうね。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
クチコミ投稿日:2020/06/25
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