2020年は4月30日に開花 ~ 札幌の桜開花宣言の標準木が見られる公園

3.5
旅行時期：2020/04（約6年前）

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札幌管区気象台の敷地に隣接する公園で、気象台の桜などが植わる園地を金網越しに眺められる公園です。2016年に整備されたばかりの比較的新しい公園で、アスレチック滑り台や砂場、ブランコなど子供を遊ばせる遊具があるのですが、いずれも小さく、敷地も狭いので、あまり多くが訪れられない公園です。ベンチもありますが、露天で、屋根のあるあずま屋のベンチは小さくてあまりスペースがありません。トイレは無いようです。

公園の前の通りは、交通量多い北1条通りとつながっていますが、裏通り的な感じで交通量は少なく、一方で道幅がそれなりにあるため、よく路上駐車の車が停まっています。お昼時は営業の人が車を停めていたり、公園を訪れる家族連れの車などが停まっていたりします。公園は憩いの場になっていて、訪れた時も家族連れが訪れ、子供たちが遊びまわっていました。

アクセスは、地下鉄だと、東西線の西18丁目駅から北へ200ｍほど、バスだと北1条通りのところにJRバスの「北1条西20丁目」バス停があって、札幌駅から琴似、手稲方面に行くバスが10~15分に1本ほどの割合で停まります。ちょうど北1条通りのところの角にコンビニのセイコーマート（近代美術館西店）があって、公園を訪れた際の食べ物などを調達したり、トイレを借りたりするのに便利です。また、周辺は大通公園から札幌のステイタス地区、円山地区（東京だと白金や広尾？）へ続く界隈で、商業ビルなどの事務所があって、ところどころカフェなどもあり、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。なお、公園の東側には北海道近代美術館、更には広い芝生の庭を擁し、樹林下の散策が楽しめる知事公館がありますが、美術館は折からのコロナ禍の影響で臨時休館中でした。

2020年4月30日、札幌では桜の開花宣言が出ました。前日までのうすら寒くてぐずつきがちの天気から一挙に20.9℃（札幌管区気象台による）まで気温が上昇し、日中は春を通り越して、もわっとした初夏の陽気となりました。例年だと、桜の開花宣言に合わせるように、おてんき公園にもお昼時には何人かの見物客が訪れるものですが、今年はさすがにあまりいません。コロナ禍中、あだ花開く2020年の北1条おてんき公園の風景でした。